中小企業診断士の活動をはじめると、案件の情報を探すようになります。その情報の中に「協会からの案件」の話があります。でも、中には、「そういう案件は回ってこない」という人もいます。というお話です。
0.解説
協会の年会費が高い?
協会の仕事をすれば元は取れます。そのためには、「協会からの案件の構造」を知ることが必要です。この記事で、こっそり、解説しています。
目について仕事から手を出しては、ただ流されるだけです。
キチンと構造を理解して、段取りをして、仕事を得るようにしましょう。
1.協会からの案件は回ってこない?
中小企業診断士の活動をはじめたばかりのころ、「協会に案件はあるけれど、そういう案件は回ってこない」という話をよく耳にしました。そういうモノなのかと思っていましたが、違いました。協会からの案件はまわってきます。
2.協会の案件とは?
47都道府県の中小企業診断協会は、行政や中小企業支援機関、金融機関などと連携して、中小企業を支援することがあります。具体的な例だと、最近、設立した「全国中小企業強靱化支援協議会」などが該当します。
その支援で対象となる中小企業の数が多いので、必要となる中小企業診断士の数も多くなります。なので、協会に所属している中小企業診断士に協力を求めることになり、これが、協会の案件となります。
3.待っていても案件は回ってこない
でも、協会の案件について、「そういう案件は回ってこない」という人は存在します。確かに、その人には回ってこなかったのだと思います。その人が、どのように活動していたのかはわからないのですが、ただ、待っていても案件は回ってきません。
4.仕事を振る責任
仕事を頼む側を想像すれば分かるのですが、仕事を振る人は誰でもいい訳ではありません。「仕事を振る責任」もあるので、見知らぬ人には仕事を振ることはできないのです。積極的に協会の活動に参加して、顔を覚えてもらい、人柄や仕事ぶりを覚えてもらうことが大切なのです。
以上が協会からの案件の構造になります。秘密でもなんでもないのですが。まずは、一歩踏み出してみましょう。
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更新日:2020年4月7日