中小企業診断士として活動をはじめると、自分自身のSWOT分析を行うひとが多いですが、強みを読み間違っているケースが多いように思います。というお話です。
1.自分自身を見極めることは難しい
中小企業診断士として活動をはじめたばかりの人とお話をしていると、その人が進みたい方向に寄せた強みを話す人が少なくありません。自分自身を見極めることは難しいことです。
2.希望と現実が混ざる
ある人は、強みとして「コミュニケーション改善の経験がある」をあげていて、「人にやさしい会社になれるように企業を支援したい」と考えていました。話をよくよく聞いていると、元は営業の鬼軍曹のような仕事をしていたとのことでした。やっていたことの反動で、逆の方向へ進むことを考えいるようでした。強みとしての経験は、あまりに弱く、営業については実績も含め熱く語っていたので、営業支援の方が需要があるように思いました。
似たようなケースで、中小企業のIT支援にも役立つ知識を多く持っているのに、元ITの人がITから離れたところで、活動を希望する人も見かけます。
強みを間違うと、遠回りすることになります。
似たようなケースで、中小企業のIT支援にも役立つ知識を多く持っているのに、元ITの人がITから離れたところで、活動を希望する人も見かけます。
強みを間違うと、遠回りすることになります。
3.自分の強みは人から教えてもらう
強みは人から教えてもらうのが一番です。せっかく、中小企業診断士と話す機会も多いので、付き合いの深い中小企業診断士に思い切って聞いてみることをお勧めします。的確に自分の強みを教えてもらえます。
経験が長い分野での知識や経験を「強み」として活動をして、経験の薄い分野へは、戦略を持って時間をかけて取り組むことをお勧めします。自分自身の戦略もきちんと立てていきましょう!
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