中小企業診断士ウォッチャーのここだけのお話

中小企業診断士に関することをお伝えするブログです。 特に、中小企業診断士として登録後の世界を中心に書いていきます。中小企業診断士について知っていただければ幸いです。他に、中小企業診断士業界に関する知識や情報、話題や豆知識などを書いていきます。

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名乗れない診断士

 中小企業診断士の活動の領域は広いです。それ以上に広いのが、もともとやっていた職種の広さです。もとの職業で、知名度がある人もいます。そんな人が雑誌やテレビに出たときの肩書は中小企業診断士ではないというお話です。

1.名乗れない診断士

雑誌でもテレビでも、メディアでは、中小企業診断士を名乗らせてもらえないケースがあります。理由は、「中小企業診断士」の知名度が低いことと、読者や視聴者へアピールするには別の肩書の方がいいとメディア側が判断することです。
 

2.中小企業診断士の知名度

中小企業支援機関や金融機関などの関係者や、資格に興味のある人以外には、中小企業診断士の知名度は一般的には低いと感じます。
昔、「中小企業診断士」という名称がパッとしないように感じて、名称が良くないと考えたこともありましたが、名称の問題ではありません。
黒子的なポジションが理由でもありません。同じ黒子的なポジションでも他士業では知名度のあるモノもあります。
 

3.中小企業診断士の知名度を高める方法①

中小企業診断士の知名度を高めるためには、社会に役立つことを継続していくことが必要です。そのためにも、中小企業診断協会は「中小企業診断士の質の向上」に力を入れています。
この「中小企業診断士の質の向上」は、中小企業診断士ひとりひとりが心掛けて研鑽を続ける必要もあります。
 

4.中小企業診断士の知名度を高める方法②

中小企業診断士の知名度を高めるためには、認識してもらう必要があります。そのために、中小企業診断協会は「会員中小企業診断士バッジ」(通称:診断士バッジ)を制作しました。そして、中小企業診断士に「診断士バッジ」を付けることを推奨しています。
なぜか「診断士バッジ」を付けない中小企業診断士の人もいますが、積極的につけていただきたいものです。

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診断士バッジのデザインhttps://www.j-smeca.jp/attach/koueki/shindanshi-badge.kekka.pdf から引用)

 
 

5.中小企業診断士の知名度を高める方法 その他

中小企業診断士の知名度を高めるために、中小企業診断協会として「中小企業診断協士の日」の制定とPRイベントの開催や、「中小企業診断士の仕事PR動画」などの活動をしています。
詳しくは、下記の中小企業診断協会の令和元年度事業計画書の「連合会本部重点事業」を参照ください。
 

6.最近の動向

最近は、テレビに出るときも肩書に中小企業診断士とテロップが表示される人が増えてきました。お話を聞くと、意識的に主張して、そうしていただいているそうです。知名度を上げる努力ですね。
逆に、知名度を下げないように中小企業診断士のひとりひとりが意識して立ち振る舞わなければなりません。そのためにも、懇親会などでお酒を飲む場では、逆に「診断士バッジ」は外してほしいと思わないこともありません。気を付けましょう。
 
 
 

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