陸と海

中小企業診断士の活動は本当に多様です。中小企業診断士の活動を把握するための一つの見方として、活動する舞台が中小企業診断協会関係か、否かで分類することができます。

 

１．陸と海

中小企業診断士として色々と活動して気づいたのは、中小企業診断協会関連の活動をしていても出会わない中小企業診断士がいることです。その人たちは、中小企業診断協会関連の活動で出会う中小企業診断士と雰囲気が違いました。
何が違うのかと考えてたどり着いたのが、中小企業診断士の業界を地政学的な視点で見ることでした。中小企業診断協会関連の活動はランドパワーの舞台、雰囲気の違う人たちはシーパワーの舞台でそれぞれ活動領域と特性の違いがあると分類することで落ち着きました。陸と海です。

 

２．海賊診断士

海賊診断士たちはワイルドです。協会の推進している診断士バッチなんて身に着けません。自分の看板を掲げ、自分で仕事を取っていくスタイルです。その姿は、海賊船にアイデンティティを示す帆を立てて荒波をすすんでいく海賊を私にイメージさせました。
略奪とか悪いことはしません。ワンピースにでてくる海賊のような感じです。ワンピース同様、お互いの存在を知っていて、リスペクトしあっている仲です。いつかは、その仲間に入りたいものです。

 

marco-p.hatenablog.com

３．大陸的な診断士

大陸的な診断士たちは、その大陸の国や城を立てたり、所属していたりして活動するイメージです。自分たちで治めつつ活動をしているイメージです。
そこでは、海賊診断士まではいかないですが、ワイルドな人もいます。
見た目はスーツを着てバッチを付けてピシッとしていて、銀行員や公務員的な雰囲気を感じます。中小企業支援機関へ専門家として参加することが多いので、そのような雰囲気になるんだと思います。
でも、実際に話すと、考え方も柔軟で楽しい人たちです。

 

marco-p.hatenablog.com

４．どっちがいいの？

どっちがいいということはありません。陸と海の両方で活動する中小企業診断士もいます。また、特に、順番もありません。最初から海賊診断士として活動をはじめる人もいれば、途中から海賊診断士になる人もいます。
診断士歴１年から５年くらいまでで、多いのは大陸的な診断士です。陸より海の方がリスクは多いです。

 

 

 

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